まぶたのたるみに高周波、目のすぐ近くに当てても大丈夫?注意点を解説

まぶたのたるみに高周波、目のすぐ近くに当てても大丈夫?注意点を解説

キム・ジャンジュ約6分編集方針

要点

  • まぶたの高周波は、0.25㎠のまぶた用チップと目の保護レンズを一緒に使う施術です。
  • 変化の幅: 20人を6か月追った研究で、25%を超えて引き締まったのは上まぶた87%、下まぶた67%でした。
  • 韓国人14人では、6か月目に眉の高さが平均1.45mm上がりました。1〜2mmの差なので、同じ条件の写真で比べないと分かりにくいです。
  • すぐ連絡: 水ぶくれやかさぶたができた、目の痛みやかすみが数時間以上続く場合は、施術を受けたクリニックにすぐ連絡してください。

まぶたの上への高周波は、まぶた用の小さなチップと、眼球を覆う保護レンズを一緒に使うことで行える施術です。ただし変化の幅は大きくありません。72人を6か月追った研究では、上まぶたが引き締まった人は88%でしたが、ほとんどは25%前後の変化でした。

まぶたのすぐ上に高周波を当てて、目は大丈夫か

まぶたのすぐ上に高周波を当てて、目は大丈夫かまぶたのすぐ上に高周波を当てて、目は大丈夫か

目を守る仕組みがあって初めて行える施術です。まぶたの高周波の研究では、施術中ずっとプラスチックの保護レンズを目に入れていました。このレンズは普通のコンタクトレンズより大きく、黒目と白目の前面全体を覆います。レンズを入れる前には麻酔の目薬で異物感を減らしていました。

チップも顔用とは違います。まぶたには0.25㎠の浅いチップを使い、熱が皮膚の浅いところにとどまるように作られています。動物と人のまぶたで順に確かめた2007年の安全性研究は、適切な目の保護と組み合わせれば、このチップでまぶたや目に損傷は起きなかったとまとめています。相談では機器の名前より、どのチップを使い、保護レンズを入れるかを先に確認すると確実です。

まぶたのすぐ上に高周波を当てて、目は大丈夫かまぶたのすぐ上に高周波を当てて、目は大丈夫か

単極高周波:皮膚に当てたチップから電気のエネルギーを送り、皮膚の内側を温める方式です。サーマジもこの種類の機器です。

上まぶたと下まぶたの変化の違い

上まぶたと下まぶたの変化の違い上まぶたと下まぶたの変化の違い

上まぶたのほうが少しよく反応しました。20人が1回施術を受けて6か月後に確認したところ、25%を超えて引き締まったのは上まぶた87%、下まぶた67%でした。51〜75%と大きく引き締まったのは20人中2人で、著者も効果は軽度から中等度と評価しています。

上まぶたと下まぶたの変化の違い上まぶたと下まぶたの変化の違い

72人を集めた多施設の結果も同じ傾向でした。上まぶたが引き締まった人は88%、かぶさったまぶたが減った人は86%、下まぶたは71〜74%です。ただしほとんどは25%前後の変化で、大きく変わったのは一部でした。1回で目元ががらりと変わる施術と考えると、期待とずれる可能性があります。

韓国人のまぶたでの変化

韓国人のまぶたでの変化韓国人のまぶたでの変化

眉と二重の線の高さが1〜2mm以内で変わりました。韓国の研究では、36〜70歳の韓国人14人の上まぶたと目尻の外側に、サーマジFLXの0.25㎠チップで片側225ショットずつ1回施術し、2か月と6か月で確認しています。

確認した項目2か月6か月
50%を超えてよくなったと答えた割合73%86%
黒目の上の眉の高さの変化1.18mm1.45mm
目尻の上の眉の高さの変化1.23mm1.21mm
二重の線の高さの変化0.54mm0.41mm

本人が感じた変化は大きかった一方、写真で測った高さは1〜2mm以内でした。比較群がなく、14人中13人が女性で、6か月までしか追っていない点は限界です。まぶたの皮膚がまつげの線にかぶさるほど下がっているなら、この程度の変化で足りるか、手術も含めて考えるのがおすすめです。

回数と効果の持続期間

回数と効果の持続期間回数と効果の持続期間

研究はいずれも1回の施術後、6か月までの変化を見ています。2回目でさらに効果が期待できるかは、これらの研究では分かりません。6か月ごろに同じ条件の写真で比べてから、もう一度受けるかを決めるのが順序です。

72人の研究では、まぶたに入れたエネルギー量と結果の間に関係はありませんでした。強くすればより引き締まるとは考えにくいため、強さよりチップの大きさと目の保護の方法を先に確認しましょう。

リスク・副作用とすぐ連絡が必要なサイン

リスク・副作用とすぐ連絡が必要なサインリスク・副作用とすぐ連絡が必要なサイン

韓国人14人は全員が強い痛みなく施術を終え、6か月の間に有害な反応の報告もありませんでした。20人の研究では1人に施術当日、目の表面にごく小さな傷ができ、数時間で回復しています。

目元全体に以前の方式の高周波を行った2003年の研究では、施術5,858回のうち21回(0.36%)で2度のやけどがあり、3人は6か月後に小さな傷あとが残りました。まぶた用の浅いチップが出る前の研究で今の方式とは同じではありませんが、まれに皮膚のやけどが起きることは知っておいてください。

次の変化があれば、施術を受けたクリニックにすぐ連絡してください。

  • 施術部位に水ぶくれやかさぶたができます
  • 皮膚がへこむ、硬いあとが残るといった変化があります
  • 目の痛みやかすんで見える感じが、数時間たっても治まりません

目の痛みやかすみは、目薬で様子を見ずにすぐ受診してください。連絡するときは、いつから、どちらの目かを写真と一緒に伝えましょう。

まとめ:相談で確認すること

相談では「自分のまぶたにはどの大きさのチップを使い、保護レンズはいつ入れるか」を聞いてみてください。顔用の設定のままか、まぶたに合わせた方法かが分かります。

当治療は自由診療(保険適用外)で、費用は部位やショット数により異なります。ソウル・明洞の STON Clinic に相談するときは、目を開けた写真と閉じた写真、上下どちらのまぶたが気になるか、最近3か月以内に受けた目元の施術を添えてください。2か月と6か月に同じ光と角度で撮り直すと、1〜2mmの差も施術前と比べられます。

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参考文献

  1. サーマジ機器の目元のしわ治療の認可 — 米国FDA、2004 — U.S. Food and Drug Administration
  2. まぶたの高周波72人の多施設研究 — Lasers Surg Med、2006 — PubMed Central
  3. 上下まぶたの高周波20人の研究と保護レンズ — Dermatol Surg、2007 — PubMed Central
  4. まぶた用高周波チップの動物・人での安全性確認 — Dermatol Surg、2007 — PubMed Central
  5. 韓国人14人の上まぶた高周波研究 — Lasers Med Sci、2025 — PubMed Central
  6. 目元の高周波86人の多施設研究とやけどの頻度 — Lasers Surg Med、2003 — PubMed Central

よくあるご質問

Q. まぶたの高周波は痛いですか?

A. 研究では強い痛みなく行われました。72人の研究は皮膚の麻酔なしで、韓国人14人の研究は30分前に麻酔クリームを塗り、レンズ用の麻酔の目薬を使っています。エネルギーは本人が「熱い」と感じる程度に合わせて調整されました。

Q. 効果はどのくらい続きますか?

A. 確認されているのは6か月までです。韓国人の研究で50%を超えてよくなったと答えた割合は、2か月73%、6か月86%で、6か月まで保たれていました。それ以降どのくらい続くかは、より長い研究が必要です。

Q. 男性のまぶたでも同じ結果になりますか?

A. 同じとは言えません。韓国人の研究は14人中13人が女性で、研究者も男性に広げて考えるのは難しいとしています。男性は眉とまぶたの形が違うため、施術前の写真で期待値を別に確認しましょう。

Q. サーマジ以外の高周波もまぶたに使えますか?

A. この記事の研究はすべて、サーマジの0.25㎠まぶた用チップで行われたものです。米国FDAは2004年、この機器を目元のしわの非侵襲的な治療に認めています。ほかの機器は、そのチップと目の保護の方法を個別に確認してください。

キム・ジャンジュ

キム・ジャンジュ 首席院長

JANGJU KIM

キム・ジャンジュ医師は、明洞ロッテホテルのストーンクリニックの院長です。

経歴・学歴

  • 현) 스톤클리닉 명동 롯데호텔 원장
  • 경희대학교 의과대학 졸업
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