要点
- 翌日のほうが不安に感じられる理由がわかります
- 赤みやむくみが落ち着くまでの目安がわかります
- 受診していただきたい所見の分かれ目がわかります
- 最初の一週間の過ごし方の順番がわかります
施術当日はそれほど変化を感じなかったのに、翌朝に鏡を見ると片側の頬だけ少しふくらんで見えることがあります。あごのラインに沿って押してみると、鈍く遠いような触り心地が残っている場合もあります。
痛みと呼ぶほどではないため、かえって判断が難しくなります。はっきりした異常であれば受診という結論に進みますが、なんとなく変だという段階では、夜遅くまで検索を続けてしまう方が少なくありません。
本記事では、経過を見てよい反応とすぐに受診していただきたい所見の分かれ目、報告されている落ち着くまでの目安、そして最初の一週間の過ごし方を順番にご説明します。
本記事はBeautystone Clinicの診療情報をもとに整理しています。効果には個人差がありますので、施術を受けるかどうかは皮膚科専門医とご相談のうえでお決めください。
施術当日より翌日のほうが気になってしまうのはなぜでしょうか
施術当日より翌日のほうが気になってしまうのはなぜでしょうか
エネルギーが表面にとどまらないためです。焦点式の超音波は決められた深さに熱を届けますので、後から感じられるのは深い層の反応になります。目で追える傷ではありませんから、変化を確かめにくいのです。
米国皮膚科学会のたるみのケアに関する解説では、結果の側から同じことが説明されています。超音波の施術は体の反応に合わせて少しずつ進み、目に見える変化までには二か月から三か月ほどかかり、持続はおおむね一年程度とされています。
つまり直後の状態は、熱への反応と修復の途中経過を映しているにすぎません。この時期のむくみから最終的な仕上がりを読み取ることは難しいと考えていただいてよいと思います。
マイクロフォーカス超音波:超音波のエネルギーを決められた深さの小さな焦点に集め、狭い範囲で熱を生じさせる方式のことです
施術当日より翌日のほうが気になってしまうのはなぜでしょうか
経過を見てよい反応と、受診が必要な副作用はどこで分かれるのでしょうか
経過を見てよい反応と、受診が必要な副作用はどこで分かれるのでしょうか
分かれ目は見た目の強さではなく、働きに関わるかどうかになります。目立っていても日ごとに軽くなっていくものは前者に入り、強くなくても動きや見え方に関わるものは後者に入ります。
マイクロフォーカス超音波の有害事象に関する合意文献では、前者として赤み、むくみ、内出血、押したときの痛みが挙げられています。赤みはおよそ四十八時間で落ち着き、むくみは八日ほどで和らぎ、首に出る蕁麻疹様の反応は一週間程度続くことがあると報告されています。
後者はより明確に線が引かれています。力が入りにくい、表情が左右で異なって動く、目の痛みや見え方の変化がある、やけどのような水疱ができるといった所見です。神経が圧迫されて力が弱くなった場合の回復は四週から六週ほどとされていますが、待たずに確認を受けてください。
PMCに収載された安全性の系統的レビューでも、報告が多いのは赤みとむくみで、次いで内出血と圧痛であり、多くは軽度から中等度の範囲だったとされています。瘢痕や色素の変化といった長く残る問題の報告はありませんでした。
| 項目 | 経過を見てよい反応 | 受診していただきたい所見 |
|---|---|---|
| 見え方 | 赤み、むくみ、内出血、押したときの痛み | 力が入りにくい、表情の左右差、水疱、見え方の変化 |
| 時間の向き | 日ごとに軽くなります | 一週間たっても変わらず広がります |
| おおよその目安 | 赤みは二日、むくみは八日ほどです | 決まった目安はありませんので待たないでください |
| 対応 | 記録しながら経過を見ます | 医療機関へご連絡ください |
| 報告された程度 | 多くは軽度から中等度です | 頻度は低いものの働きに関わります |
反応には個人差がありますので、この目安が診察の代わりになるわけではありません。ただ、状態を言葉で伝えやすくなる点で役に立ちます。
なぜBeautystone Clinicは機器の説明より先に回復の話をするのでしょうか
なぜBeautystone Clinicは機器の説明より先に回復の話をするのでしょうか
Beautystone Clinicのリフティングのカウンセリングでは、設定の話より先に回復の目安をご説明しています。夜の九時に届くご相談は、深さやショット数についてではなく、今の状態が普通かどうかという内容がほとんどだからです。
手元に比べる基準がないまま帰られた方には、その時間帯に選べる道が二つしかありません。とりあえず耐えるか、不安になる情報にたどり着くまで検索を続けるかです。赤みは二日ほど、むくみは一週間ほどと先にお伝えしておくと、三つ目の道として照らし合わせるという選択ができます。
なぜBeautystone Clinicは機器の説明より先に回復の話をするのでしょうか
結果についても同じ考え方になります。目に見える変化は二か月から三か月かけて表れますので、一週目の印象で判断すると答えがまだ出ていない状態になります。回復と結果という二つの時間軸を最初に分けてお伝えすることで、後から生じる別々の心配を減らすことができます。
最初の一週間はどのような順番で過ごせばよいのでしょうか
最初の一週間はどのような順番で過ごせばよいのでしょうか
熱を足さない段階から始めて、少しずつ日常に戻していきます。
最初の二日間は温度を上げないことを目標にしてください。サウナ、熱いお湯での入浴、強度の高い運動、飲酒はいずれも血流を増やしますので、赤みが最も出やすい時期には控えてください。ぬるめの水で洗い、手順を簡単にしていただくほうが助けになります。
一週目の残りはむくみが中心になります。眠るときに頭を少し高くしてみましょう。塩分は控えめにしておきましょう。むくみの引き方が左右でそろわないことはよくありますので、全体として軽くなっているようでしたら心配はいりません。
二週目からは日焼け対策を中心にしていただき、毎日鏡で確認することはいったんお休みしてください。この時期の評価はまだ早すぎます。目印がほしい場合は、同じ明るさの場所で週に一枚だけ写真を残してください。
どの段階であっても、先ほど挙げた受診していただきたい所見はこの順番より優先されますので、様子見の計画に含めないでください。
今日お話しした目安を短くまとめます
今日お話しした目安を短くまとめます
翌日のほうが不安に感じられるのは、反応が見えない深さで起きているためです。
報告されている目安は、赤みが二日ほど、蕁麻疹様の反応が長くて一週間、むくみが八日ほどで、多くは軽度から中等度とされています。分かれ目は働きに関わるかどうかであり、力が入りにくい、表情の左右差、水疱、見え方の変化がある場合は受診してください。結果は別の時間軸で、二か月から三か月かけて表れます。回復と結果を分けて見ていただくと、最初の一週間はかなり静かになります。
読んで気になることがあれば
相談を書く参考文献
- たるみのケアに関する解説 — American Academy of Dermatology
- マイクロフォーカス超音波の有害事象に関する合意文献 — PubMed Central
- 安全性の系統的レビュー — PubMed Central
よくあるご質問
Q. 片側だけむくんでいるのは問題でしょうか
A. 最初の数日は左右差が出ることがよくあります。組織の厚みや水分の流れ方には元々わずかな違いがありますので、同じ速さでは引きません。大切なのは左右がそろっているかどうかではなく、日ごとに軽くなっているかどうかです。一週間たっても片側だけ変わらない場合や、熱を持って痛みが強くなる場合はご相談ください。
Q. しびれはどのくらい続くものでしょうか
A. 皮膚の一部に鈍さを感じる程度であれば、深い層の反応が落ち着くにつれて数日で和らぐことが多いとされています。力が弱くなる場合は扱いが異なります。合意文献では神経の圧迫による回復は四週から六週ほどとされていますが、待たずに確認を受けていただきたい所見です。表情に左右差を感じたらご連絡ください。
Q. むくみに保冷剤を当ててもよいでしょうか
A. 最初の一日か二日、短時間だけ冷やすことは一般的に差し支えないとされています。目的は熱を足さないことだからです。氷を直接肌に当てたり、長い時間そのままにしたりすることは避けてください。機器や出力によって指示が変わりますので、施術を受けた医療機関にご確認ください。
Q. 次回の施術はいつ頃が目安になりますか
A. 回復ではなく結果を基準にしていただくとよいと思います。目に見える変化は二か月から三か月かけて表れますので、それ以前の予約は情報が足りない状態での判断になりやすいです。三か月を過ぎた時点で、変化を実際に確認できる皮膚科専門医にご相談ください。
医療情報に関するご案内
この記事は一般的な医療情報を提供するものであり、個別の診断や診療に代わるものではありません。 編集方針を見る

キム・ジャンジュ 院長
JANGJU KIM
キム・ジャンジュ医師は、明洞ロッテホテルのストーンクリニックの院長です。
経歴・学歴
- 현) 스톤클리닉 명동 롯데호텔 원장
- 경희대학교 의과대학 졸업
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