下腹だけ出て見えるのは皮下脂肪か内臓脂肪か

下腹だけ出て見えるのは皮下脂肪か内臓脂肪か

キム・ジャンジュ約8分編集方針

要点

  • お腹の脂肪の層がどう分かれているか
  • 皮下脂肪と内臓脂肪はどう違うか
  • 受診前に自宅でできる簡単な確認方法
  • お腹の診察がどんな順番で進むか

多くの方が最初に気づくのは鏡ではなく服のようです。体重は変わっていないのに、去年は楽に穿けていたズボンが、座ったときだけ食い込みます。

そこから調べ始めると、出てくるのは機器の名前ばかりです。どれがよく落ちるのか、何回必要なのか、また戻らないのか。情報が増えるほど、決めにくくなっていきます。

ただ、お腹が前に出て見えるのは一つの層だけが理由ではありません。手でつまめる脂肪と、お腹の内側に溜まる脂肪は、位置も違えば減り方も違います。今見ているのがどちらなのかを先に分けると、考えるべき範囲がかなり狭まります。

この記事はBeautyStone医院の施術情報をまとめたものです。結果には個人差があります。施術を受けるかどうかは、皮膚科専門医とご相談のうえでお決めください。

お腹の前側の厚みは何でできているのか

お腹の前側の厚みは何でできているのかお腹の前側の厚みは何でできているのか

お腹の前側の厚みは一つの層でできているわけではありません。皮膚のすぐ下には指でつまめる脂肪があり、腹壁の筋肉のさらに内側には、臓器のあいだを埋める別の脂肪があります。

この線引きは資料でもはっきりしています。米国国立衛生研究院の資料庫に収められた脂肪組織と代謝の健康をまとめた総説は、おしりや太ももの脂肪を皮下脂肪組織の代表的な例として挙げ、大網・腸間膜・後腹膜の脂肪を内臓脂肪*の例として挙げています。

同じ総説は二つの層の性質の違いも説明しています。皮下脂肪組織は代謝的に健康なものと見なされる一方で、内臓脂肪量の増加は心血管疾患・二型糖尿病・脂肪肝炎の危険因子として確認されている、と記されています。内臓脂肪は炎症の指標やインスリン抵抗性と相関する、という説明もあわせて出てきます。

内臓脂肪: お腹の中で臓器のあいだを埋めている脂肪です。外から指でつまむことはできません

お腹の前側の厚みは何でできているのかお腹の前側の厚みは何でできているのか

皮下脂肪と内臓脂肪はどう分かれるか

皮下脂肪と内臓脂肪はどう分かれるか皮下脂肪と内臓脂肪はどう分かれるか

二つは確かめ方の時点から違います。皮下脂肪は指でつまんで折れますが、腹壁の内側に溜まった脂肪は、お腹が硬く前に押し出される形からしか推測できません。

そのため資料はウエスト周囲径を代わりの目安として使います。同じ資料庫に収められたウエスト周囲径と体組成の指標を比較した研究には、過剰な腹部脂肪量は腹部肥満・中心性肥満・内臓肥満と呼ばれ、さまざまな問題と強く関連する、と記されています。同じ研究は測定点を二つ並べて紹介しており、世界保健機関の方法では一番下の肋骨と腸骨稜の中間点、米国国立衛生研究院の方法ではへその高さで測ります。人種別の基準値としては、男性九十四センチ以上、女性八十センチ以上が示されています。

皮下脂肪の比重が大きい内臓脂肪の比重が大きい
指でつまむと折れる厚みがありますつまみにくく硬いです
お腹の形座ると折れ目ができます立っていても前に出ます
目立つ時期体重と一緒に増えます体重の変化より遅く溜まります
確かめ方目と手で見当をつけますウエスト周囲径で見当をつけます

両方が同時にある方が実は最も多いです。ですから診察で答えるべき問いは「自分はどちらか」ではなく「今日気になっているその場所がどちらか」になります。

BeautyStone医院がまず層を分ける理由

BeautyStone医院がまず層を分ける理由BeautyStone医院がまず層を分ける理由

層が決まると、話し合うべき範囲は自然に狭まります。手でつまめる脂肪であれば、どの部位をどのくらい整えるかという話になります。内側の層の比重が大きければ、まず施術だけでどこまで行けるのかを正直に見ることが先です。

施術の側にも順番があります。米国皮膚科学会の非侵襲的な脂肪減少に何を期待できるかについての解説は、適した方を、食事と運動をしても残る小さな脂肪のふくらみがあり、体重が身長に対して正常範囲にある方として説明しています。同じ解説は、この施術の訓練を受けていて、日頃から多く手がけている皮膚科医を探すように勧めています。

時間の見通しも先に合わせておくとよいです。同じ解説には、方式によって必要な回数が違うことが記されており、冷却方式は通常二回、超音波方式は使う機器によって一回から三回、高周波方式は四回から十回とされています。変化は早ければ三週間ほどで感じられることがあり、多くの方は最後の施術から三か月から六か月のあいだに全体の効果を見る、とも書かれています。

BeautyStone医院がまず層を分ける理由BeautyStone医院がまず層を分ける理由

これらの数字がそのまま一人ひとりに当てはまるわけではありません。ただ、一度で終わることが標準的な期待ではない、ということは示しています。

お腹の診察はどんな順番で進むか

お腹の診察はどんな順番で進むかお腹の診察はどんな順番で進むか

一つ目は問診です。 いつから気になり始めたか、最近体重に変動があったか、一日のうちどのくらい座っているかを伺います。この情報だけで範囲が絞られることは、思っているより多いです。

二つ目はウエスト周囲径です。 高さを一つ決めて毎回同じところで測ると、その日の体調や服装に左右されずに比べられます。どの基準で測るかを最初に決めておくことが大切です。

三つ目は触診です。 指でお腹の前側を軽く折ってつまんでみます。指のあいだに厚みがあれば皮下の層の比重が大きく、つまみにくいのにお腹が前に出ているなら、内側まで一緒に見る必要があります。

四つ目は節度です。 今の状態が非手術的な方法で扱える範囲にまだ収まっているかを正直に確認します。その範囲を超えたら、回数を足し続けるより別の方向も説明するほうが誠実です。

この四つが終わると、次の確認日も一緒に決めることが多いです。同じ時間帯に同じ姿勢で測ると約束しておくほうが、毎日鏡を見るより変化が分かります。正常な待ち時間を効果がないと誤解せずに済みます。

まとめ

まとめまとめ

順番は三つにまとまります。前に出て見えているのがつまめる層なのか腹壁の内側の層なのかを分けること、それに合った道を選ぶこと、そして変化がいつ見えるはずかを先に決めておくことです。

この順番が逆になると、よくあることが起きます。回数が少しずつ増えていくのに、最初に気になっていたその形はまだそこにあります。

もう一つ考えておく価値があります。多くの方は「何かをすること」を出発点にしますが、本当の出発点は「自分がどの層を見ているのかを先に知ること」です。層を分けないまま機器を選ぶのは、判断を宣伝文句に預けるようなものです。層が分かれていれば、同じ機器も本来の位置に戻り、使うべきときに使い、使わないほうがよいときには使わない選択ができます。診察で最もよくある心残りは機器選びの失敗ではなく、後から見返せる出発点を自分に残さなかったことです。写真もなく、日付もなく、そのときのウエストの記録もないので、数か月後に印象だけで変わったかどうかを言い合うことになります。ですから今日は何もしないとしても、この三つを残しておくだけで一歩前に進んでいます。

お腹の形は何年もかけてできたもので、一度の診察で戻せるものではありません。今日は決めた高さでウエストを一度測って、お腹の前側を軽く折ってつまめる厚みがあるかを確かめてください。その二つを持って、皮膚科専門医にご相談ください。

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参考文献

  1. 脂肪組織と代謝の健康をまとめた総説 — PubMed Central
  2. ウエスト周囲径と体組成の指標を比較した研究 — PubMed Central
  3. 非侵襲的な脂肪減少に何を期待できるか — American Academy of Dermatology

よくあるご質問

Q. 自宅で皮下脂肪か内臓脂肪か見分けられますか。

A. 最終的な判断はできませんが、役に立つ方向は得られます。立った姿勢で、指でお腹の前側を軽く折ってつまんでみてください。指のあいだにはっきりした厚みがあれば皮下の層の比重が大きいほうです。つまみにくいのにお腹が前に出ているなら、内側まで見る必要があります。決めた高さで測ったウエストを記録しておくと精度が上がります。

Q. ウエストはどこを測ればよいですか。

A. 資料によって基準が少し違います。先ほどの研究は、世界保健機関の方法として一番下の肋骨と腸骨稜の中間点、米国国立衛生研究院の方法としてへその高さを並べて紹介しています。どちらであっても、毎回同じ高さで測ることのほうが大切です。基準値としては男性九十四センチ以上、女性八十センチ以上が示されています。

Q. 非侵襲的な脂肪の施術で体重は減りますか。

A. そのための施術ではありません。米国皮膚科学会は、適した方を、食事と運動をしても残る小さな脂肪のふくらみがあり、体重が身長に対して正常範囲にある方として説明しています。ですから体重を減らすことと形を整えることは、別々の話として計画されるほうがよいです。

Q. どこで施術を受けるかで違いはありますか。

A. 違います。米国皮膚科学会は、この施術の訓練を受けていて日頃から多く手がけている皮膚科医を探すように勧めています。同じ解説には、腫れ・あざ・不快感はたいてい一時的だと記されており、まれに痛みが長引いたり、施術部位の脂肪が増えたりする場合にも触れています。

キム・ジャンジュ

キム・ジャンジュ 首席院長

JANGJU KIM

キム・ジャンジュ医師は、明洞ロッテホテルのストーンクリニックの院長です。

経歴・学歴

  • 현) 스톤클리닉 명동 롯데호텔 원장
  • 경희대학교 의과대학 졸업
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